ゲーム配信するにはどんな部屋が必要?選び方のポイントや必要な設備を紹介|コラム|ABCアットビジネスセンター   

ゲーム配信するにはどんな部屋が必要?選び方のポイントや必要な設備を紹介

YouTubeなどの動画配信サイトが身近になり、誰でも簡単に動画の投稿や生配信ができるようになりました。特にゲーム配信は始めやすく、同じゲームをプレイしている人から興味を持ってもらいやすいという特長があります。

ただし、ゲーム実況や撮影に適した場所の用意は必要です。さらに、機材などの設備の充実度によっても、配信のクオリティが大きく変わってくるでしょう。

この記事では、ゲーム配信をしたいと考えている方に向けて、配信する部屋の選び方や必要な設備を紹介します。

■ゲーム配信に必要なもの

ゲーム配信をする際には、配信に適した部屋・機材・通信環境を用意することが大事です。それぞれのポイントを見ていきましょう。

防音性の高い独立した部屋

ゲーム配信の際には、ゲームをしながら話したり、リアクションをしたりするなど、常に何かしらの音が発せられるものです。そのため、多くの配信者はゲーム配信専用の部屋を作り、防音を強化しています。

専用部屋を用意すれば、防音性を高めるのはその部屋だけで済むため、無駄なコストを抑えられるでしょう。

吸音材を使うのもおすすめです。壁一面に貼ったり、マイクの近くに大きなものを置いたりするだけでも防音効果が出ます。

機材

ゲーム配信には、次のような機材や設備が必要です。予算内で準備しておきましょう。

まずは、ゲーミングパソコンです。ゲームプレイに特化した高性能なパソコンで、一般的なパソコンよりも処理速度が速く、メモリ容量も大きめです。ゲーム配信では、プレイをしながら同時に配信する、リアルタイムで対戦相手のパソコンとつなぐ、といった負荷のかかる作業をスムーズに行なえるパソコンが必要となります。

また、モニターやマイク、ヘッドフォン、キャプチャーボードなども必要です。これらを置くスペースも確保しなければなりません。

動画を投稿する場合には、視聴者用に字幕やキャプションなどを加えることになるため、編集ソフトも必要です。

インターネット環境

ゲーム配信には、インターネット回線も必須です。特に、オンラインゲームの配信はインターネット回線への負荷が高いため、通信速度と安定性が高い回線を選ぶことが重要です。

回線が遅いと途切れたり、リアルタイムの配信ではタイムラグが生まれたりしてしまいます。これらは、視聴者のストレスや離脱の原因になるため、インターネット回線の速度には十分注意すべきでしょう。

撮影した動画を編集して、動画配信サイトへ投稿する作業でもデータ量は多くなるため、円滑に行なえる環境が必要です。

■ゲーム配信部屋を作る3つの方法

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ゲーム配信部屋を用意する方法として、挙げられるのは次の3つです。

自宅の一室

自宅の一室でゲーム配信を行なう方法は、慣れた環境で気軽に始められるのがメリットです。ただし、前述の防音対策や背景の映り込み防止などの観点から、専用の部屋を用意するのが望ましいでしょう。

スペースの問題で専用部屋を用意できない場合は、レイアウトを工夫したうえで、機材を都度片付ける必要があります。

なお、同居人がいる場合には、深夜の配信は避けるなど迷惑をかけないように配慮しましょう。

ゲーム配信用の部屋を借りる

ゲーム配信には、接続が安定する戸建て向けのインターネット回線が適しています。しかし、この条件を満たす賃貸物件は限られるため、自宅が対応していないケースもあるでしょう。

その場合、ゲーム配信用に部屋を借りるのも選択肢の一つです。新たに賃借するなら、角部屋など近隣の生活音が入りにくい物件がおすすめです。

ただし、角部屋であっても音を発する方向を調節するなど、隣接・上下の部屋に音を響かせないようにするマナーは求められます。

そして、毎月維持費がかかる点にも留意しておきましょう。

レンタルスペースを活用する

自宅の一室をゲーム配信部屋にしたり、専用部屋を賃借したりすることが難しい場合、レンタルスペースを活用するのも手です。なかには、配信や動画撮影に特化したスペースもあります。

レンタルスペースでは、時間単位で料金が設定されているのが一般的です。マイクやモニターなどの機材をレンタルできるところも多く、そうしたサービスを活用すれば準備の手間やコストを減らせるでしょう。

■ゲーム配信でレンタルスペースを利用する際のチェックポイント

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ゲーム配信でレンタルスペースを利用する際に、チェックすべきポイントは次の4つです。

料金プラン

レンタルスペースによって料金設定はさまざまです。設備利用の有無や時間帯、時期によって変動するケースもあるため、自分が利用したいときの価格を確認しておきましょう。

料金は、1時間単位や1日単位などで設定されているケースが多いので、配信する尺に合うプランを選んでください。

設備の機能性

レンタルスペースや会議室に備えられている設備を使う場合は、パソコンなどの機能性やスペックも確認することをおすすめします。たとえ無料で使えたとしても、ゲーム配信にはスペックが足りず、役に立たないケースもあるためです。

また、防音設備の充実度やインターネット環境についても確認しておきましょう。

機材持込

レンタルスペースに備え付けられている機材のスペック次第では、私物を持込む必要が生じます。スペック不足で配信中に遅延が起きたり、使い慣れない機材でうまく録音ができなかったりしては本末転倒です。

しかし、なかには機材の持込みを認めていないスペースもあるため、注意しなければなりません。

ゲーム配信に適した備品や環境が整っているか、機材を持込めるかを確認しましょう。

アクセス

機材を持込む場合は、アクセスもチェックしておきたいところです。ゲーム配信に必要な機材をまとめて運ぶとなると、それなりにかさばります。駅からどのくらいかかるのか、駐車場の利用はできるかなども確認しておきましょう。駅から離れた場所では、機材を持込むだけでも相当な手間です。

ただし、アクセスの良いレンタルスペースは、その分利用料金も高めに設定されていることが少なくありません。予算と照らし合わせながら、利用の頻度や時間帯を選ぶことをおすすめします。

■貸し会議室でもゲーム配信が可能

ゲーム配信に適したレンタルスペースが見つからない場合は、貸し会議室を借りる方法もあります。ここでは、会議室を借りるメリットとゲーム配信で利用する際の注意点を紹介します。

会議室を借りるメリット

貸し会議室はアクセスが良い場合が多く、機材を持ち込むときや参加者が複数いるときにも便利です。

また、スタッフや関係者・参加者の人数変動に合わせて柔軟に対応しやすいのも利点です。

eスポーツイベントを開催する場合も、規模に合わせた会議室を借りられます。駅の近くの会場には、場所がわかりやすいというメリットもあるため、遠方からの参加者もスムーズに誘導できるでしょう。

会議室を借りる際の注意点

会議室はゲーム配信を前提としているわけではないため、機材がそろっていなかったり、機材のスペックが足りなかったりするケースも想定されます。したがって、機材を持ち込む前提で考えておくのが無難です。

時間単位で借りている場合、あとの利用枠が空いていれば延長できることもありますが、詰まっていれば時間内に退室しなければなりません。また、原状復帰が基本です。

基本的には準備から片付け、原状復帰までを、借りた時間内に行なう必要があると考えておきましょう。

まとめ

ゲーム配信に適切な場所が見つからない場合には、貸し会議室を利用するのも選択肢の一つです。利用したい時間の料金だけで済むので、自宅に防音室を設置したり、新たに部屋を賃借したりするよりもコストパフォーマンスは高いでしょう。

アットビジネスセンターでは、アクセスの良い会議室をリーズナブルな価格で提供しています。さらに、ゲーム配信に最適な専有回線(NURO光)を有料オプションで提供しているため、安定した環境でプレイや実況に集中できるでしょう。

東京・神奈川、大阪方面でゲーム配信のための場所を探している方は、ぜひアットビジネスセンターの会議室利用をご検討ください。

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